ランニング中に血の味がする原因と対処法|しやすい人の特徴も解説

ランニング中に血の味がする対処法 マラソン

ランニングなどの有酸素運動を長時間行うと「血の味」を口の中で感じることがあります。
わたし自身は、マラソンのレース中などに血の味がする経験を何度もしていましたが、ランナーによってはまったく経験がない人もいるようです。
どちらにしても、血の味を口の中で感じる状況は「何か悪い病気なのでは?」と恐怖心を覚えたことを鮮明に覚えています。
本ページでは、フルマラソン経験者で整骨院の院長でもある「中村」が、ランニング中に血の味がする原因や対処方法について、わかりやすくお伝えさせていただきます。
同じような経験がある人は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者

この記事の監修者・接骨院院長TAKUMI

ゆらぎ整骨院 院長 中村
医療機関運営のメディカルフィットネス施設 代表トレーナー

フルマラソン自己ベスト3時間1分

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ランニング中に血の味がする原因は?

ランニングをしている女性

ランニング中に血の味がする代表的な原因が以下の3つです。

  • 呼吸による原因
  • 口のなかによる原因
  • 鼻のなかによる原因

では、ひとつずつ解説をしていきます。

呼吸による原因

我々人間は「肺」で呼吸をしていることはみなさんもご存知のとおりです。
そして、ランニングをはじめとした有酸素運動を長時間行うと、普段よりも呼吸が激しくなることも何となくイメージがつくでしょう。
呼吸は、肺に流れた血液を全身へ送りこむことで酸素を運びこんでいるため、ランニング中は多くの血液が体内をめぐることになります。
普段よりも多くの血液がめぐっているなかで、呼吸に血液の匂いが混じりこむことで、口へ血の匂いや味を感じるという流れが、呼吸が原因でランニング中に血の味がするメカニズムです。
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口のなかによる原因

こちらは少し単純な理由ですが、ランニング中に口のなかが傷ついたり炎症を起こしたりすると、出血で血の味がすることがあります。
とくに、ランニング中などのスポーツでは歯を食いしばる場面もしばしば。無意識のうちに歯や歯茎に負担を掛けて出血をしてしまうこともあります。
また、ランニング中は口が開いた状態になっている人も多く、口のなかが乾燥してしまうことで粘膜が傷つき炎症を起こすこともあるため、こちらも同様に出血や炎症で血の味がすることがあります。

鼻のなかによる原因

鼻のなかが乾燥したり、鼻炎などの慢性疾患を持っていたりすると、炎症や微量の出血により血の味や匂いを感じることがあります。
とくに、ランニング中は空気にふれ、ホコリなどが鼻のなかに入り込むことで炎症が起きやすいことも原因のひとつです。
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ランニング中に血の味がする人の特徴

ランニングで血の味をすることに悩む女性

冒頭で申し上げたとおり、ランニング中に血の味を感じたことがある人と、まったく感じたことがない人がいます。
では、ランニング中に血の味を感じやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか?
自身の経験をもとに、いくつかの特徴をご紹介していきます。

ランニングをはじめたばかりのランナー

初心者ランナーをはじめとしたランニング経験が浅い人は、少しの距離や時間でもランニング中に多くの酸素を必要とします。
そのため、通常よりも多くの血液が体内をめぐることで口のなかで血の味がしやすくなります。もし、ランニングをはじめたばかりであることが原因であれば、トレーニングを重ねることでランニングエコノミーが高まり、少々のランニングでは血の味がすることはなくなります。

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フルマラソンでサブ3以上を狙うランナー、上位を狙うランナーなどの上級ランナーは、ハードトレーニングで毎日自身を追い込んでいます。
インターバル走やペース走などの心肺機能に負担が大きければ大きいトレーニングほど、多くの血液が体内をめぐるため、口のなかで血の味を感じることもめずらしい話ではありません。
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口呼吸でランニングをするランナー

先述したとおり、口呼吸でランニングをすると、口のなかが乾燥して傷つきやすくなります。
そのためランニングのときは鼻呼吸がおすすめですが、鼻呼吸を行うと鼻の粘膜が傷つくリスクもあります。口のなかが乾燥するリスクと比較すればわずかなものです。

呼吸器系の疾患があるランナー

ぜんそく、気管支炎、副鼻腔炎など。
呼吸器系の疾患があるランナーは、ランニング中に多くの酸素を取り込もうと多くの血液が体内をめぐるため口のなかに血の味を感じることがあります。また、花粉症やハウスダストなどによる鼻炎も同様です。

ランニング中の血の味は危険な状態?

ランニング中に血の味がする原因や特徴をお伝えさせていただきましたが、結局のところ体が危険な状態なのかを疑問視されている人も多いでしょう。
結論から申し上げますと、ランニング中に血の味を感じること自体は、とくに危険な状態というわけではありません。
ただし、血管破裂や肺出血などの状態でも血の味がする場合があり、こちらは危険な状態です。
そのため、ランニング中に血の味を感じたときは、胸の痛みやその他の自覚症状がないか確認をしてみましょう。
他の症状や心配なことがあれば医療機関を受診することをおすすめします。
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ランニング中に血の味がしたときの対処法

ランニング中に血の味がしたときの対処法ランニング中に血の味がすると、急に不安な気持ちになってパニックを起こす人もいます。
そのため、予め適切な対処法を理解しておき、いざというときに冷静に対応することが大切です。
以下では、ランニング中に血の味がしたときの対処法をお伝えさせていただきます。
どれも簡単な方法ばかりですので、ぜひお試しください。

ランニングの中止&安静

ランニングを中止する
ランニング中に血の味を感じたときは、ランニングを中止して安静をとるだけでも症状が早期に回復することがあります。
また、すぐに安静をとれないときは、ゆっくりとしたウォーキングに切り替えて大きく呼吸を整えるだけでも十分に症状の回復が期待できるためお試しください。
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水分補給

口の中で血の味がした時は水分補給を
水分補給をすると口のなかが濯(すす)がれて血の味がしなくなることがあります。
また、ランニング中に失われていた水分が補われることで体内循環がよくなることも水分補給のメリットです。
基本は、水を飲めば問題はありませんが、激しいランニングなどを行う場合は、電解質や糖質が含まれたスポーツドリンクもあわせて補給するようにしましょう。

鼻呼吸を行う

先述したとおり、ランニング中の口呼吸は口のなかを乾燥させ粘膜を傷つけるリスクがあります。
そのため、普段からランニングにおいての鼻呼吸をトレーニングとして実践しておくことが大切です。
鼻呼吸の方法は「2回吸って2回吐く」がスタンダードですが、自分のランニングのリズムとあわせて呼吸がしやすい回数で行っても構いません。
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まとめ

ランニング中に血の味がする原因や対処法をご紹介させていただきました。
血の味がすると不安になる気持ちは十分にわかりますが、冷静に対処をすればほとんどの場合では問題なく症状が解消されます。
ただし、痛みやその他の症状を感じたときにはすぐに医療機関を受診するようにしましょう。
あなたのマラソンライフが楽しいものになりますように応援しています!

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